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始 動 [白血病]

肌赤疹・口唇ヘルペス
低気圧近づいて片頭痛
梅雨に入り体調優れず
もう十何年も続いてる
分子標的治療薬副作用
五六月免疫が低下する
コロナ・戦争で食糧難
教職員時間外勤務是正
食料自給率の向上法案
何十年も知らん振りが
漸次に動き始めるのか

織りなす [土光風]

あぁぁ今日はなんといい
天気になったことだろう
ズッキーニー畑に向かう
今思ったことをメモした
露命にして大事な出会い
出会った事のないものを
目の前にして必ずいわく
何物が与に来たるのかと
ひと時も忘れる事はない
雨日レインポンチョ姿で
多くの物達と語り合った
森羅万象よ何物与に来る
奥に潜むものに言葉かけ
地球の織りなす現象等を
まなこに焼きつけておく
このメモを書いた後に歌う
☆
どこかで ほほ笑む人もありゃ
どこかで 泣いてる 人もある

・・・・・

だけどだけどこれだけはいえる
人生とはいいものだいいものだ
☆
☆~☆は参照
「七人の孫」の主題歌
「森繁の人生讃歌」より
natural Balance [土光風]

太陽から一光が届く
奇跡の地球の始まり
熱風が雲と雨を生み
水は山野河海を創る
全ての命の源になる


ビバルディの四季に
野の花が咲きおどる
光と影も揺れている
遠い光が山際で翳る
数多ある奇跡の現象

人間が道具と言葉を
生み知恵を使いだす
便利な物をつくるが
欲望をも膨らませて
奇跡の地球を忘れる


☆
間に合うか 間に合わせたい
natural Balanceを意識して
その知恵で持続可能にしたい
ハナダイコン [平 和]

終活を少しずつやる
畑仕事の合間にやる
レコードが出てきた
アルバム 氷の世界

老いても古くはない
ヘッドフォンに伝道
する曲は50年経つ
我心に響く青春の音

ハナダイコン
戦後に生まれた若者
安保とは 自由とは
戦争とは 平和とは
揺り動く戦後の波動
されども我らが日々
流行った曲の世情が
老いた鍬に力を潤す
※
四つの名を持つ
平和の花
オオアラセイトウ
ムラサキハナナ
ハナダイコン
ショカツサイ
無想極楽 [宇 宙]

ジェットストリームを
聴きながら眠りにつく
城達也さんの声と共に
夜間飛行しながら眠る
身から力が抜けるのが
とっても気持ちがいい
畑での力が引いていく

今日のことを振り返り
明日のことを巡らして
意識が抜けていく瞬間
赤子にかえる無想極楽

長閑(のど)けし [宇 宙]

離ればなれになって
川の流れに身を委ね
あの時の思いのまに
空を見ては雲と歩む
去年の秋のモミジが
淀みから覚めて浮く
吾と同じく遊雲して
ゆるりと流れ始める
身命は露よりも脆く
無に過ごすなと言う
だが吾は淀みと遊ぶ

ゆったりとするのも
時と遊ぶのも吾なり
地球も自然も山河も
全て吾とともにある
摩尼珠花 [道 元]

春の長雨久し続く
傘をさして桜見る
土曜日曜が過ぎて
人目が離れる度に
薄紅に染まる花弁
欲無くまっすぐで
貪瞋痴の毒も無く
摩尼珠の心を持つ
花が有為空に咲く

※
摩尼珠花→
人は皆、尊い仏性を
人は皆、尊い仏性を
持っているが、その
ことに気づいていな
い、でも花は自ずか
ら仏性を持つが如く
咲いてる。それを見
る人々は感動する。
その一瞬、内奥にあ
る摩尼珠のような宝
(仏性)に繋がる。過
ぎるとまた貪瞋痴の
三毒に悩む人に戻る。
摩尼珠のような宝
を常に持っている花
を私は「摩尼珠花」
と勝手に名付けた。
有為(うい) →この世
山息吹 [自 然]

山の端にさくらが揺れる
この景色はとても好きだ
東風にうまく乗りながら
春の陽差しとともに戯む
目立たない洋装で優しく
笑っている貴女に会える
今日のコーヒーは美味い
仲間達は次に来るものに
東風を呼び陽差しを求む
藤が山腹に色づき始める
穏やかな陽差しの中で
大江健三郎の本を読む
今から50年も前の事
我れ青春に其本を買う
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