無欲恬淡 [宇 宙]
お歯黒は土の中に
土の中のお歯黒は
左右どっちが上か
しばし考えている
惑い悩むわたしを
空がわらっている
よい事とまた笑う
人の手を経る故に
欲が出て悩み惑う
光を求めて芽が出る
あらゆるものを放ち
詩ぃとは [自 然]
以下参照
※
(貴司)
おっちゃん
詩ぃ書くのって楽しい?
(八木)
しんどい
こんなしんどい
あれへんな
(貴司)
ほな 何で書くん
(八木)
生きていると言うことはな
大勢で船に乗って旅している
ようなもんや
みんなが船の上でパーティー
している時
おっちゃんは息苦しくなる
おっちゃんは息苦しくなる
それで冷たい海に飛び込んで
底へ底へと潜っていって
底に咲いている花を必死につ
かみ取って船に戻ってくる
そしたら
しばらくは息できんねん
その花が詩ぃや
なるほどなるほど
全く そうだなあ
今日はたまげたぁ
心中 見られたし
※~※ 2022/10/19の朝ドラ「舞い上がれ」引用