十年はひと昔というが


もう七回は回ったので


昔昔の大昔の昔になる


今の世をかじ取る者は


私の知らない人たちだ


何を言わん何も言えぬ


老いた眼に見えるのは


変わらない暁と夕焼け








光陰矢の如しと言うが


東京往き車内の情景は


老いた人を見る若い私


一眠りして目覚めると


若い人を見る老いた私


同じ私でタイムが違う


いつかはなるだろうが


いつのまになっていた








おおぉぉナイスタイム

素晴らしきかな人生よ








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