金流川を二人で歩く夢を見る


水の流れのように時も流れて


もう情景もすっかりと暈けて


誰といたのか今では闇のまま










思い出はそんな風に都合よく


学校の黒板のようにいつでも


書き足したり変えたりできる


実にいい加減な幻想夢である








独り善がりになりがちな幻想


故に過去を遡るのは避けたい


我心に過去は無し、あるのは


過去から脱却する未来だけだ












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