2022年05月28日 - 白血病 夏草と言えば芭蕉を思うまた立原正秋も思い浮く夏草は ほどよく離れて見るのがもっとも生きる近すぎると息苦しく思う離れすぎると雑景になる涼しむ山道の草となりは透き通るほどに凜となる朝の農園はすがすがしくフィラデルフィア染色体あがいていても静かなり夏草の凜々しきに乱れず青空も白雲も透きる風も揺れている木々の青葉も光と影の中で躍る夏草ももはや我病まで忘れ去る