2023年01月08日 - 往 年 寒い夜に子どもの頃を想う梟の鳴き声はとても優しいおさな子の眠りの母である雪の降る夜には音が消える黒い闇の雪は音を吸い込む今夜は梟の声は聞こえない胸騒ぎして眠りにつけないオレンジジュースの入ったビニル瓶を雪の中に入れた逃げ場のない梟の鳴き声はおそらくジュースに溶ける朝になると氷キャンディになっているのが待ち遠しい母の話で胸さわぎが消えて明日を夢みて深く眠り入る雪の降る夜は怖いが楽しい母は亡き人 梟は何処へか鳴き声をもう一度聞きたいしゅんの詩と写真 全体像にほんブログ村